「交渉」は、意識して勉強する価値のあるテーマだと思います。
「交渉」と前面に明示された学習をする機会は、普通はあまりないのではないかと思います。仕事の大半が交渉だという職種はたくさんあります。基本的なコミュニケーションの能力を獲得できたら、次は交渉力をつけたいですね。このテーマは、直接の経験加えて、別に勉強するだけの価値がある領域だと思います。 前半のいくつかの章では、交渉が必要なケーススタディに対して複数の専門家からのアドバイスが紹介されるという形式が採用されています。アドバイスはアドバイザによってかなり違っており、それだけ交渉というものが難しいということですね。定式化された単純な方法というものはないということだと思います。自らのレベルを上げるには、そういった複数の状況、複数の解決パスを、直接間接に経験するしかないように思います。 そういうバリエーションの中で、いくつかは少し応用できそうなアイデアが含まれていました。「不一致がおきているのはどこか」を識別するスキーム等は役立つと思います。 なお、後半7,8章での「法廷外での交渉」は、私には全く関係のないものでした。またあくまでも米国でという前提での話になっています。
手元に置いておくと安心するので買ってしまいます
ハーバードビジネスレビューを私が好んで買う理由は次の二つです。 一つは、ケースを扱うことが多いため自分の抱えている状況と似たシチュエーションがある場合非常に参考になることです。 もう1つは著者の概念に論が終始せず、ある仮説をデータを元に検証するといった科学的アプローチが取られていることが多いということです。 これらの理由が手元に置いておきたい、と思わせます。 例えば第4章を引くと、「手ごわい顧客と渡り合う8つの戦略」いついての段があります。それぞれの戦略について具体的な事例が紹介されていて、「いつか参照する必要があるかも」と思わせます。「今使わないが、将来使うかも」という動機で購入させることは、販売では高度に顧客の心理をつくテクニックが言える。そんなわけで、私の書棚には「その時」をまつHBRシリーズの本がずらりと並んでいる。
ダイヤモンド社
説得の戦略 (Harvard Business Review Anthology) Harvard Business Review on Leadership (Harvard Business Review Paperback Series) Harvard Business Review on Managing Uncertainty (Harvard Business Review Paperback Series) 「交渉」からビジネスは始まる (HBRアンソロジーシリーズ) Harvard Business Review on Decision Making (Harvard Business Review Paperback Series)
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