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女から男になったワタシ
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| ジャンル: | 自己啓発,能力開発,意識改革,自己改革,学習
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| 人気ランキング: | 204908 位
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そうだったのか…
虎井氏は、自ら実名や顔を晒して性同一性障害者(とくに女性→男性の)の先頭に立ってきた功労者だ。
もちろん、それは結果であって、氏自身は個人的な事情からスタートし、目的を達したということだ。しかし、それで終わらず自らの後ろにハシゴを繋げる姿勢は、賞賛されるべきである。
私がこの本で最も印象に残っているのは、「男になって、何が変わったか」に対するサラッとした虎井氏の回答である。
「それは筋肉」であるという。「筋肉が増えたことにより、積極的になり攻撃性が増す」と虎井氏は言っていた。貴重な経験者の言葉なので、重みがある。
そうだったのか、と思う。
男性は、もともと生きやすいのだなあ、と思う。
例えば、仕事の場でも遊びの場でも、私が「普通」と感じている時に彼らは「元気いっぱい」であり、「そろそろ疲れた」という時に「普通」であり、「もう、やめたい」という時に「そろそろ疲れた」であるということか。…なんという不公平。
虎井氏は自らの希望どおり女性から男性になったのであるが、私などは、見た目も戸籍もどうでもいいから「筋肉」と「ヘモグロビン」だけ男性になりたい、というのは不自然なのだろうか。
虎井氏の目的からはずれたところで、はからずも肉体的な「男性優位」を感じてしまったこの本だった。
やっぱりバイブル
自分は性同一性障害の当事者である。自分がその事に気づけたのは、正に虎井氏のお陰であると言える。埼玉大の第一号手術以降、性同一性障害を巡る風は、殆どと言って良いほど変化していない。先日、逮捕された(恐らく)FTMTS(この単語の意味を知りたい方は、この本を読んで下さい)と思われる詐欺師の関連報道を見ても、明らかであると言えよう。医学的見地は大きく様変わりしたが、マスコミの取り上げようは正に“変態”の2文字に集約されている。 どうか、もし身近にFTM、またはMTFの人物がいたならば、本来の彼として、或いは彼女として蔑視することなく見て欲しい。戸籍記載の性別が全てではないのだから。
性同一性障害の「旧約聖書」
日本で当事者の立場から真摯に性同一性障害(GID)を語った最初にして, 発刊から5年経ったいまでも最良の一冊。 とくに,同じGIDと総称されて混同されがちな, TV,TG,TSの区分についてわかりやすく語る第一章は圧巻である。 さすがに発刊から時間が経過して、掲載されている情報の古さは否めないが,それでも,GIDの当事者や,彼らを理解しようとする人たちには必携の,「旧約聖書」と呼んでは言い過ぎだろうか(言い過ぎかも(笑))。 しかし,残念なことに,この世界ではいまだに「新約聖書」と呼べるものはない。
現代のジャンヌダルク
現在でこそ、性同一性障害という言葉は知られ、異端視されなくなっている。しかし、ほんの数年前までは、性別の違和感に悩むものは、どうすればいいかわからず、多くの場合、一人苦しんでいた。そんな時代、唯一の手がかり、救いの希望がこの本だったのである。女性から男性への手術を行った事をみずから明かにした筆者は、同じ性別違和の悩みを持つ日本の多くの当事者ヘの力となってきた。そういった意味で、虎井氏は現代日本のジャンヌダルクであろう。この本は歴史的名著であり、性別違和に悩む当事者だけでなく、ジェンダー、セクシュアリティに関心のある全てのものが必読すべきものである。
青弓社
男の戸籍をください スカートをはいた少年―こうして私はボクになった 変えてゆく勇気―「性同一性障害」の私から (岩波新書) ダブルハッピネス ある性転換者の記録
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