氷の世界



氷の世界
氷の世界

商品カテゴリー:歌謡曲,演歌,音楽,ミュージック,JPOP,JPOP
収録曲:あかずの踏切り, はじまり, 帰れない二人, チエちゃん, 氷の世界, 白い一日, 自己嫌悪, 心もよう, 待ちぼうけ, 桜三月散歩道, Fun, 小春おばさん, おやすみ,
セールスランク:27880 位
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計算された奇跡!

「氷の世界」を聴くと音楽のマジックというか、音楽を好きなことがいかに幸せな事であるかと言うことを再認識出来る。
空気感と言えば抽象的だが、このアルバムには明らかに目に見えない「空気」が存在する。
あからさまにコンセプチュアルな内容ではないのだが、聴き進めてゆくと確実に感じてくる物があり、
聴く者が勝手に曲と曲を繋げてストーリーを組み上げる。

うまく表現できなくてもどかしいのだが、とにかくこのアルバムが好きな人は恐らく共通の感触を持っているはずだ。

3ヶ月単位で楽曲を量産、1位だ2位だと一喜一憂するアーティストよりも、
アルバム単位で長年語られるアーティストの出現を心から望む。
アルバムの中にあるマイナーな曲を聴きたくて、

初期の陽水のベストアルバムでは聞けない曲、
「チエちゃん」と「小春おばさん」を聞くために本アルバムを購入。
30年前はアルバム全体を包むセンチメンタルな気配が嫌いだったが、
でも何かの拍子にはこれらの歌を口ずさんでいたし、
そのせいか今でも断片を口ずさむほどなじんではいた。

そして、あらためて全曲を聞いた感想は、
やはり、陽水は天才!
本アルバムは陽水の初期の傑作!!
であることを再認識した。
井上陽水の名前を浸透させた偉大なアルバム『氷の世界』

1973年3月の発売ですから、フォークブームの絶頂の頃です。
日本のレコード史上で始めてミリオンセラーを打ちたてたアルバムでした。確かに名曲揃いですね。今聴いても古さを全く感じさせないアルバムです。
レコードを必死になって聴いたせいで、収録曲のほとんどを30年経った今でも歌うことができます。若い頃、楽譜を買って一生懸命練習した賜物かもしれません。

星勝のアレンジが冴え渡る「帰れない二人」の伸びやかな高音は、ハッとするほど惹き込まれる魅力を内在していました。「心もよう」や「小春おばさん」のようなどこかセンチメンタルな気団に浸る曲は、陽水の真骨頂だったように思います。そして「氷の世界」のスピード感溢れる曲と少しシュールな詩の取り合わせが、印象的でしたね。

7曲目の「自己嫌悪」は、その歌詞に使われている言葉によって、制作会社がひととき自主規制をしたため、聴けなくなっていました。差別を生み出す土壌は問題ですが、芸術作品における「言葉狩り」は、表現の幅を狭くする恐れがあります。このCDでは、発売当初同様、全てを聴くことができるようになって幸いですが・・・。

「白い一日」の小椋佳と陽水の歌いまわしの違いが当時とても新鮮でした。どちらの声も魅力的ですが、内面の淋しさを声にのせられると言う意味で貴重な歌手ですね。その魅力的な声は、30年経ってもちっとも衰えていないのが不思議です。

これだけ個性溢れる曲がつまっているアルバムはないでしょうね。「永遠の名作アルバム」でしょう。



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